奈良時代には乾燥肉や塩漬け肉が作られていたことが文献に残っていますが、仏教が盛んになると「殺生禁止令」が出され、公にはお肉を食べることが禁じられてきました。
再び、お肉が公認されたのは明治政府が肉食を奨励してからです。また、今日のようなハムは江戸時代末期に長崎のオランダ商館で作られ、食されていたことが分っています。しかし、当時は高級品で一部の人しか食べられず、一般的になったのは昭和30年代以降です。

■ハムはいつ頃、誰が造り始めたの?
記録では、明治5年(1872年)に長崎の片岡伊右衛門がアメリカ人のペンスンから骨付きハムの製法を教わり、ハムの製造を始めたことが残されています。また、翌年の明治6年(1873年)には、北海道開拓使庁で養豚業の一環としてハムの試作を始め、明治11年(1878年)の第8回パリ万国博覧会にハムを出品しています。

■ソーセージはいつ頃、誰が造り始めたの?
日本でのソーセージ製造は、ハムより約50年遅れて造られるようになりました。大正3年(1914年)から始まった第一次世界大戦で捕虜になり、日本に連行されたドイツ兵のマイスター(食肉加工技術国家資格の取得者)が、そのまま日本に留まってソーセージ製造を始めたのが最初です。その後もドイツから、マイスターが来日して日本にソーセージの製造法を広く伝え、生産技術は大きく進歩して現在に至っています。

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