「ロースハム」と「ボンレスハム」の違いは一言で言いますと使われる豚肉の部位が違います。
ハムの製法は同じですが、「ロースハム」はロース肉から、「ボンレスハム」はもも肉から造られるため、おのずと味・食感・色合い・栄養成分などに違いが出てきます。では、その違いについて具体的にご紹介しましょう。

■味・食感・色合いの違い
「ロースハム」:豚のロース肉から造られ、肉のきめが細かく適度に旨味のある脂肪を含んでいますので、柔らかく、色合いも「ボンレスハム」に比べて薄いピンク色をしています。
「ボンレスハム」:豚のもも肉から造られ、脂肪が少なく赤身が多いため、あっさりして食感は「ロースハム」より肉感があり、色合いも少し赤っぽいピンク色をしています。

■「ロースハム」は日本独特の呼び名って知ってる?
欧米では、ハムと言えばもも肉を塊のまま加工した骨付き&骨なしモモハム(ボンインハム、ボンレスハム)をさし、ロース肉を使ったハムはあまり多くはありません。日本では、部位に関係なく塊を加工したものを全てハムと呼び、ハムの中でも最も人気や知名度が高いのは「ロースハム」で、平成17年度国内生産量では何と「ボンレスハム」の約6倍も造られています。また、「ロースハム」という呼び名も日本独特のもので欧米にはなく、英語で「ロインハム(ロイン=ロース肉)」や「ロールドハム(肉を円く巻いたハム)」などと表現されているそうです。

■栄養成分の違い(五訂日本食品成分表より)
豚肉の加工品であるハムは、アミノ酸をバランス良く含んだ良質の蛋白質とビタミンB1を多く含んだ食品ですが、造られる部位の違いから、「ロースハム」は「ボンレスハム」より脂肪分が多いためエネルギーが高く、「ボンレスハム」は「ロースハム」より赤身が多いためエネルギーが低く、ビタミンB2を多く含んでいます。
「ロースハム」100g当たり:エネルギー204kcal、蛋白質16.4g、脂質13.8g、ビタミンB1・0.6mg、ビタミンB2・0.12mg
「ボンレスハム」100g当たり:エネルギー124kcal、蛋白質18.7g、脂質4.0g、ビタミンB1・0.9mg、ビタミンB2・0.28mg

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