季節の健康と食秊

◇第6回
食べ過ぎ・飲み過ぎによる脂肪肝(肝臓病)に注意しよう!

年末年始はついつい飲み過ぎ・食べ過ぎになり、肝臓を酷使しがちです。
肝臓は、摂取した栄養素の分解・合成・貯蔵を一手に引き受け、大変重要な働きをしています。また、臓器の中で最も重く「沈黙の臓器」とも言われ、初期にはほとんど自覚症状はありませんが、アルコール過多や栄養過多になると肝臓に脂肪となって蓄積し、容易に「脂肪肝」を起こし、放っておくと生活習慣病や肝硬変を引き起こす原因になりますので、注意しましょう。
なんとこの10年間で、「脂肪肝」は男女ともに約2倍に増えているそうです。「脂肪肝」の予防は、肥満しない食生活が1番のポイントで、治療法は減量を目的とした食事&運動療法が基本です。

「脂肪肝」を予防する食事
1.飲み過ぎに注意し、適度な飲酒量を守る習慣をつけましょう。
1日の目安は、日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本とし、1週間に1〜2日は休肝日を取りましょう。

2.脂肪や糖分を摂り過ぎないようにし、肥満を防止して標準体重を保ちましょう。

3.良質の蛋白質を摂りましょう。
脂肪の代謝には蛋白質が必要です。肉・魚・卵などの動物性蛋白質と大豆・大豆加工品・お米などの植物性蛋白質をバランス良く摂り、必須アミノ酸を過不足なく摂取しましょう。

4.代謝を円滑に行えるよう、ビタミンとミネラルを十分に摂りましょう。
代謝に関係するビタミンB・D・Kや、解毒作用を助けるビタミンC、肝細胞を守るビタミンA・E・セレン、肝細胞の再生には亜鉛が関与しています。

5.食事は規則正しく1日3食を摂りましょう。
肝臓に負担をかけないよう3食に分けて、1日に必要な栄養素を摂ることが必要です。

ミネラルを多く含む食品
■亜鉛:牡蠣、小麦胚芽、パルメザンチーズ、ごま、ピュアココアなど
■セレン:わかさぎ・いわし・ホタテ・牡蠣などの魚介類、牛乳など

肝臓にやさしい献立例
・豆腐入和風りハンバーグ 長芋ときゅうりの梅肉和え添え
・小松菜とえのき茸の和え物
・卵豆腐と大根、にんじんのお吸い物
・ご飯
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