季節の健康と食秊
◇第7回
風邪・インフルエンザの予防と体づくり
この季節は、寒さで体の抵抗力が弱まり風邪をひく人が多くなる季節ですね。風邪の中でも特に注意が必要な
のはインフルエンザです。インフルエンザは1月半ばから増えはじめ、2月初めにピークを迎え3月くらいまで流行します。
「風邪は万病のもと」とも言われるように、大病の原因にもなりますので、風邪の予防法と抵抗力を高める食事を
ご紹介しましょう。
風邪とインフルエンザはどう違うの?
■普通の風邪は
・病原体はインフルエンザウイルス以外のライノウイルスなど
・感染ルートは主に接触感染
・主な症状は37度台の微熱、せき・くしゃみ・鼻水などの呼吸器症状や、吐き気、腹痛など
■インフルエンザは
・病原体はインフルエンザウイルス
・感染ルートは空気中のウイルスを吸い込んで感染する
・主な症状は38〜40度の高熱、頭痛、関節・筋肉の痛み、倦怠感など
日頃の予防法
1.こまめに手洗いし、手に付いたウイルスを落としましょう。
2.鼻までおおうマスクをし、無意識に鼻を触るのを防ぎ、鼻やのどの粘膜の乾燥を防ぎましょう。
3.うがいをし、のどに潤いを与えて抵抗力を高めましょう。うがい薬を使うと有効です。
4.「夏の風邪は乾燥に弱く、冬の風邪は乾燥に強い」と言われています。室内の換気や加湿器で湿度を50〜70%にするとウイルスの増殖を抑える効果があります。
5.十分な栄養と休養をとり、日頃から体力づくりに心がけましょう。
風邪予防の食事
1.良質のたん白質をバランス良く摂って基礎体力をつけましょう。1日の摂取量の目安は、卵1個、牛乳1〜2本(乳製品で代用しても良い)、魚1切れ、肉80〜100g、豆腐3分の1丁です。
2.ビタミンAとCをしっかり摂って抵抗力を高め、ウイルスの進入を防ぎましょう。 ビタミンAはウイルスが進入する目・耳・鼻・のどの粘膜を強化する働きがあります。 また、ビタミンCは血管や臓器・筋肉・皮膚を構成するコラーゲンの生成に必要なビタミンで、コラーゲンが不足すると体の抵抗力が弱くなります。
ビタミンA・Cを多く含む食品
■ビタミンA:緑黄色野菜、レバー、あんこうの肝、うなぎ、マーガリン
■ビタミンC:緑黄色野菜、にがうり、キウイ、いちご、柿
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