季節の健康と食秊
◇第8回
花粉症を和らげる食事
花粉症の方にとっては大変憂鬱な季節がやって来ました。
花粉症軽減の鍵は“早めの治療開始”と言われていますので、症状に応じて早めに医師に相談してメディカルケアを受けること、日常のセルフケアでは“花粉を目・鼻・のどの粘膜に付着させない”ための防御策をとることが必要です。また、食事で花粉症を防ぐことはできませんが、高蛋白質食や高脂肪食、刺激物は花粉症を悪化させると言われています。花粉症対策の食事の基本は栄養バランスの良い食事、偏食や食べ過ぎに注意して症状を和らげる食材を積極的にバランス良く摂ることをお勧めします。
症状を和らげる食べ物
■背青魚:背青魚に含まれるDHAはアレルギー発症物質の生成を抑え、花粉症の予防と症状の緩和に有効と言われています。(いわし、あじ、さば、さんま、まぐろなど)
■緑黄色野菜:緑黄色野菜に含まれるカロテノイドは症状を悪化させる活性酸素の生成を抑制し、目や鼻の粘膜に抵抗力をつけます。(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、ピーマンなど)
■ビタミンC:カロテノイド同様に活性酸素を除去し、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを分解して症状を緩和します。(にがうり、キウイ、いちご、柿、緑黄色野菜など)
■ポリフェノール:活性酸素の生成を抑制し、ヒスタミンの発生を抑制します。(トマト、玉ねぎ、しそ、緑茶、甜茶(てんちゃ)など)
避けた方が良い食べ物
■高蛋白質食:蛋白質食品を食べ過ぎるとアミノ酸に完全に分解できず、分解が不十分なままで体内に吸収されると異物とみなされ、抗体が増えてアレルギーを起こす要因になります。
■高脂肪食:脂肪酸から目・鼻・のどの粘膜の炎症を引き起こす物質が合成されますので、摂り過ぎに注意しましょう。
■アルコールや刺激物:アルコールや辛い食品などの刺激物は、粘膜の毛細血管を刺激してうっ血を起こして症状を悪化させますので、なるべく控えましょう。
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