季節の健康と食秊
◇第11回
歯を丈夫にする食事を心がけよう!
食事をするのに歯は大変重要な役目を果たしていますが、その割に日頃見過ごされているのが歯の健康です。
歯を失う90%の原因は、「歯周病」と言われています。歯の健康は、まず「歯周病」の原因となる「歯垢」と「むし歯」を予防すること、歯を丈夫にする食事の両面からケアすることが大切です。6月4日は「むし歯予防デー」、6月は「歯の衛生月間」、この機会にご自分の歯の健康について見直してみませんか。
■むし歯を予防するには
1.歯磨きをしっかりして、むし歯の原因となる「歯垢」を落としましょう。むし歯が1本出来ると“かむ力”が20%減ると言われています。
2.よく噛んで食べましょう。よく噛むと唾液がたくさん出て、唾液の浄化作用で「むし歯」や「歯周病」を予防します。
3.歯ごたえのある物を食べましょう。歯ごたえのある物を食べることにより、歯ぐきに適度な刺激をあたえて丈夫にします。
4.甘い物の摂り過ぎに注意しましょう。口中のむし歯菌が糖分をエサにして増殖し、粘液物質を出して歯にくっ付いて「歯垢」の原因となります。
5.ストレスをためない生活を心がけましょう。ストレスを感じると副腎皮質ホルモンの分泌が高まって唾液中の副腎皮質ホルモンも増え、「歯周病」が進行すると言われています。
6.歯を丈夫にする食事を心がけましょう。
■歯を丈夫にする食事
1.歯の硬組織を作る「カルシウム」を十分に摂りましょう。(小魚類、牛乳、チーズ、脱脂粉乳、ひじき)
2.「カルシウム」の吸収を促進する「マグネシウム」(海藻類、ココア、ごま、小麦胚芽、ナッツ類)と、「ビタミンD」(魚介類、レバー、バター、干し椎茸)を「カルシウム」と一緒に摂りましょう。
3.健康な歯ぐきをつくるコラーゲンの生成を助ける「ビタミンC」を摂りましょう。(緑黄色野菜、にがうり、キウイ、いちご、柿)
4.歯の土台となる基質をつくるコラーゲンのもととなる「蛋白質」を摂りましょう。(肉、魚、卵、乳製品、大豆製品)
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