季節の健康と食秊

◇第13回
「クーラー病」対策をしっかりしよう!

高温多湿の真夏を快適に過ごすために、クーラーは欠かせません。しかし、クーラーの効いた部屋と炎天下の出入りを繰り返すと、体温調節のために血管は収縮と拡張を繰り返し、自律神経のバランスが崩れて体温のコントロールがうまくできず、「クーラー病」と呼ばれる「冷え性」を引き起こします。今年こそ、「クーラー病」対策をしっかりして、快適な夏を過ごしましょう!

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■「クーラー病」ってどんな症状なの?
「クーラー病」の主な原因は血行不良と貧血ですが、特に女性は男性に比べて筋肉量が少なく皮下脂肪が多く、体温を上げるのに時間がかかるためになりやすいと言われています。放っておくと、下痢・便秘・不眠・頭痛・腰痛・夏ばてなどを起こし、また、女性はホルモンバランスを崩し、生理不順・不妊・流産の原因になると言われています。

■「クーラー病」の予防策
1.クーラーの温度は室外との温度差を5℃以内に設定し、クーラーのかかっている場所では上着をはおる・靴下をはくなど、冷気を直接肌に当てないようにしましょう。
2.適度な運動と入浴を有効に活用して、全身の血行を良くしましょう。
3.貧血を予防し、血液循環を促進して体を温める食事を摂るようにしましょう。
4.規則正しい生活を心がけ、自律神経を整えましょう。

■「クーラー病」を改善する食事
1.蛋白質:エネルギーの基となり、体を温めます。(肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品など)
2.ビタミンE:血液循環を良くし、女性ホルモンのバランスを整えます。(うなぎ、背青魚、アボカド、アーモンド、胚芽米、植物油など)
3.鉄分:造血作用があり、貧血を予防して栄養素の代謝をスムーズにします。(レバー、ひじき、のり、切干し大根、かき、ほうれん草、小松菜など)
4.EPA(エイコサペンタエン酸):魚介類に多く含まれる脂肪酸の一種で、血液循環を促進します。(あじ・いわし・さば・さんま・まぐろ・かつおなどの背青魚など)
5.香辛料:唐辛子・カレー・豆板醤・キムチなどは、新陳代謝を促進して血液循環を促進し、発汗を促します。
6.甘い物は控えましょう:糖分を摂り過ぎると、血液中の血糖や中性脂肪が増えて、血行が悪くなります。

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