季節の健康と食秊
◇第14回
血液をサラサラにして万病を予防しよう!
夏の疲れで食生活は不規則になって偏っていませんか?食生活の偏り、ストレス、運動不足、肥満は血液をドロドロにする原因と言われています。ドロドロ血液は血流を悪くし、細胞に充分な酸素と栄養を送れず、老廃物の排出もできなくなり、高血圧や脳梗塞などの成人病や様々な健康障害を引き起こします。秋の爽やかな季節に、食生活を見直して血液をサラサラに改善し、万病を予防しましょう。
■「ドロドロ血液」になる原因は?
ドロドロ血液は別名「高脂血症」と呼ばれ、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが増えて血液が粘ったり、血管壁に固まった血液(血栓)が付いて血管が細くなり、血流を阻害する状態で、ひどくなると動脈硬化・脳梗塞・がんなどを引き起こします。
1.食事・糖分・アルコールの過剰摂取:余剰カロリーは体脂肪として蓄積され、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを増やす原因になります。
2.肉類や油物の摂りすぎ:血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増加します。
3.ストレス:血圧が上がって血流が悪くなり、動脈硬化を起こしやすくなり、また、体内の活性酸素が増えて悪玉コレステロールが酸化して動脈硬化の原因になります。
4.運動不足:新陳代謝が低下し、中性脂肪や悪玉コレステロールの燃焼がうまくいかずに蓄積されます。
5.水分の不足:血液中の水分が不足してドロドロ血液になり、血管が詰まりやすくなります。
■「サラサラ血液」に改善する食事
ドロドロ血液を改善するポイントは、「食事」「運動」「水分補給」と言われます。食事で中性脂肪や悪玉コレストロールの摂取量を抑えて善玉コレストロールをよく摂り、運動で余分な体脂肪を燃焼させ、水分補給をしっかりすることが大切です。
1.背青魚:背青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸やEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液中の善玉コレステロールを増やし、中性脂肪や悪玉テロールを減らしてサラサラ血液を促進します。(あじ、さば、いわし、さんま、まぐろなど)
2.植物繊維:腸からのコレステロール吸収を防いで、体外に排出します。(根菜、緑黄色野菜、きのこ、海草、豆類など)
3.納豆:納豆のネバネバ成分(ナットウキナーゼ)は血栓を溶かす働きがあり、血液をサラサラにします。(納豆)
4.ポリフェノール:活性酸素の除去作用があり、血液を健康に保ちます。(赤ワイン、チョコレート、ココア、お茶、黒豆、ブルーベリーなど)
5.クエン酸・酢酸:脂肪の代謝と燃焼を促進し、血液を弱アルカリ性に保って血流を良くします。(梅干、黒酢などのお酢類、レモンなどの柑橘類など)
6.硫黄化合物:脂肪の代謝を促進し、血液の凝固を防いで血液をサラサラにします。(玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、にんにく、らっきょうなど)
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