
日本でハムやソーセージが造られるようになったのはいつ頃なんですか?
更新:2015/07/27
日本でハムやソーセージが造られるようになったのはいつ頃なんですか?
今回は歴史のお話になるね。記録では、明治5年(1872年)に長崎の片岡伊右衛門がアメリカ人のペンスンから骨付きハムの製法を教わり、ハムの製造を始めたことが残されているよ。また、翌年の明治6年(1873年)には、北海道開拓使庁で養豚業の一環としてハムの試作を始め、明治11年(1878年)の第8回パリ万国博覧会にハムを出品しているね。
え?!そんな昔からあったんですね。じゃあソーセージはどうなのかな?
日本でのソーセージ製造は、ハムより約50年遅れて造られるようになって、大正3年(1914年)から始まった第一次世界大戦で捕虜になり、日本に連行されたドイツ兵のマイスター(食肉加工技術国家資格の取得者)が、そのまま日本に留まってソーセージ製造を始めたのが最初と言われているんだよ。その後もドイツから、マイスターが来日して日本にソーセージの製造法を広く伝え、生産技術は大きく進歩して現在に至っているんだね。
係長、歴史まで知っているなんて物知りですね、
そんな昔から造られ始めて、いまのハムやソーセージが出来ているんですね!