
係長〜、そもそもハムやソーセージはいつ頃作られるようになったんですか?
更新:2015/07/13
係長〜、そもそもハムやソーセージはいつ頃作られるようになったんですか?
うーん、それはね農耕も牧畜も未発達の原始狩猟時代に、飢えを防ぐために獲物を岩塩で塩漬けにしたり、煙で燻したりすると保存できることを知ったのが、ハムやソーセージなど食肉加工の始まりと考えられているんだよ。
へぇ。そんなに大昔から作られていたんですね。
「ハム」は英語で「豚の骨付きもも肉」という意味なんだけど、「豚」の祖先は「猪」なんだよ。野生の「猪」を飼いならし、家畜の「豚」が誕生するまでには長い道のりがかかったと考えられるんだけど、遺跡から見つかった「豚の骨」から、紀元前5000年頃にはスイスや中国、紀元前4000年頃にはメソポタミヤで「豚」が家畜として飼育されていたようだよ。
まず猪から豚になるまでに、そんな歴史があったんですね。奥深いなぁ。
明確な起源は分からないんだけど、今から5000年前にはメソポタミヤで豚の腸に肉を詰めてソーセージらしき物が作られていたという説や、中国でもかなり古くから豚が飼育されていて、ハムの語源は中国語の「鹹(ハン)=塩」ではないかという説もあるんだよ。
他には、ハムやソーセージつについて歴史の文献に載っていたりするんですか?
歴史上の文献では、古代ギリシャ・ローマ人は豚肉を好んで、ハムやソーセージを作って楽しみ、食肉店でも売られていたとの記述があるそうだよ。やがて、ハム・ソーセージの製法はヨーロッパ各国に伝えられ、中世には東方貿易で得られたスパイスも加えられるようになって、各国で色々な種類と味の物が作られるようになって急速に発展したんだよ。