
リコピンってトマトに含まれているので有名ですけど、他にどんな食べ物に含まれているんですか?
更新:2015/07/06
リコピンってトマトに含まれているので有名ですけど、他にどんな食べ物に含まれているんですか?
「リコピン」は、カロテノイド(赤や黄色の脂溶性色素)の一種で、リコピンを多く含むのは真っ赤な完熟トマトだけど、トマト以外にもスイカ、柿、トマトジュースやケチャップなどにも含まれているんだよ。
ふーん。そんな食べ物にも含まれているんですね。じゃあリコピンを摂るとなにがいいんですか?
カロテノイドには抗酸化作用(活性酸素を除去する働き)があって、生活習慣病や老化、シミ・シワなどを防止し、免疫力を高める作用があることが認められているんだよ。ちなみに活性酸素は、ストレス・紫外線・喫煙・飲酒などにより増加しやすいと言われていて、細胞や細胞内の遺伝子を攻撃して生活習慣病や老化を起こしたりして、体にさまざまなダメージを与える原因になると言われているんだよ。
ふーん、じゃあこの時期は旬の野菜でもあるトマトやスイカを積極的に食べるといいんですね。
ヨーロッパには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」という諺があるんだけど、旬の真っ赤なトマトやスイカを上手に食べて、“いつでも元気で若々しく”過ごしたいね。