
「ソーセージの本場」「ソーセージ王国」と言われるドイツには、ソーセージの種類が約 1,500種類あるんですね。どうしてそんなに種類が多いのですか?
更新:2015/09/24
「ソーセージの本場」「ソーセージ王国」と言われるドイツには、ソーセージの種類が約 1,500種類あるんですね。どうしてそんなに種類が多いのですか?
今では、肉屋さんや企業での大量生産が多くなったんだけど、17〜18世紀頃まではハム・ソーセージは各家庭の大切な越冬用保存食品だったんだよ。土地が痩せて丘陵地帯が多く、冬は寒さが厳しく作物のとれないドイツでは、多産で飼育期間の短い豚は、冬の食料には欠かせない家畜だったんだね。
へ〜。豚肉が貴重な食糧だったんですね。
肉・内臓・胃袋・腸・血液など、残すところなく様々な工夫をして保存用に加工され、中でも肉の塊で作るハムと異なり、腸に肉や内臓・血液などを詰め、香辛料などで味のバリエーションを付けられるソーセージは、大変経済的で重宝な物だったんだよね。
その結果、地方や家庭で様々な種類のソーセージが生まれ、その伝統と味がマイスター達(食肉加工技術国家資格の取得者)により、現在まで受け継がれているんだよ。
だからこんなに種類が多いんですね。フレミもドイツに行って、たくさんウインナー食べたいな!