
ハムの種類の中で「ロースハム」や「ボンレスハム」がありますけど、どう違うんですか?
更新:2015/09/28
ハムの種類の中で「ロースハム」や「ボンレスハム」がありますけど、どう違うんですか?
ひと言で言うと、使われる豚肉の部位が違うんだよ。ハムの製法は同じだけど、「ロースハム」はロース肉から、「ボンレスハム」はもも肉から造られるから、おのずと味・食感・色合い・栄養成分などに違いが出てくるんだ。
へぇ。じゃあ味とかは違うのかな〜?
「ロースハム」は豚のロース肉から造られ、肉のきめが細かく適度に旨みのある脂肪を含んでいるから、柔らかく、色合いも「ボンレスハム」に比べて薄いピンク色をしているよ。
「ボンレスハム」は豚のもも肉から造られ、脂肪が少なく赤身が多いから、あっさりしていて食感は「ロースハム」より肉感があり、色合いも少し赤っぽいピンク色をしているんだ。
日本では、ハムと言えば「ロースハム」というイメージがありますね。
そうだね。欧米では、ハムと言えばもも肉を塊のまま加工した骨付き&骨なしモモハムをさして、ロース肉を使ったハムはあまり多くはないんだよ。日本では、部位に関係なく塊を加工したものを全てハムと呼び、ハムの中でも最も人気や知名度が高いのは「ロースハム」なんだよね。