
骨密度の低下を防ぐには、他に気を付けることはありますか?
更新:2016/01/18
骨密度の低下を防ぐには、他に気を付けることはありますか?
【4】適度な運動をしようね。骨に適度な負荷をかけることにより、骨の形成が活発になり、丈夫になるんだよ。【5】食塩や糖分の摂り過ぎはカルシウムの排出を促進するから、過剰摂取に注意しようね。【6】特に閉経後の女性は、エストロゲンの減少により骨密度が低下するので、カルシウムとエストロゲンと同じような働きをするイソフラボンの摂取を心がけようね。
運動も大事なんですね。じゃあ、骨密度の低下を防ぐ栄養素ってあるんですか?
まずは『カルシウム』だね。特に吸収率の良い牛乳やチーズ・ヨーグルトなどの乳製品、その他、小魚類、いわしやあじの干物など。次に『ビタミンD』で、まぐろ・いわし・さば・さんまなどの背青魚、卵、きくらげ、干ししいたけなどだよ。
あとは『ビタミンK』で納豆、乾燥わかめ、抹茶、パセリ・しそ葉・モロヘイヤ・春菊などの緑黄色野菜など。『イソフラボン』きな粉・凍り豆腐・油揚げ・納豆・みそ・豆乳・豆腐などの大豆加工品に含まれるね。『クエン酸』はお酢やレモン・梅干し・酸味のある果物などに含まれていて、胃液の分泌を促進して食品中のカルシウムを溶かし、腸からの吸収を高めるから、カルシウムを多く含む食品と合わせて摂ると有効なんだよ。
今から予防して、皆さんも骨粗しょう症にならないように、気を付けましょうね。