
コレステロールって悪いものなんですか?
更新:2016/04/25
コレステロールって悪いものなんですか?
コレステロールと言うと、悪者イメージを持っている方が多いかもしれないですが、コレステロールは、細胞膜・ホルモン・消化吸収を助ける胆汁の基となり、人間が生きていく上で不可欠な存在なんだよ。だから、コレステロール値は低ければ良いというものではなく、適度(基準値130〜219mg/dl)にあって善玉と悪玉コレステロールのバランスが良いということが大切なんだよ。
善玉コレステロールと悪玉コレステロールって何が違うんですか?
悪玉コレステロール(LDL)はコレステロールを体の隅々まで運ぶだけが役目ですが、善玉コレステロール(HDL)は全身の不必要で余ったコレステロールを回収して肝臓にもどす、言わばお掃除屋さんの役目をするから“善玉”と呼ばれているんだよ。
悪玉・善玉コレステロールともに、それぞれが大切な働きをしているんだよ。
コレステロール値や悪玉コレステロールを下げるために、食生活で気を付けたほうが良いことはありますか?
そうだね。(1)飽和脂肪酸を多く含む食品を摂り過ぎないようにする(2) 不飽和脂肪酸を多く含む食品を摂る(3)タウリンを含む食品を適度に摂る(4)植物繊維を多く含む食品を摂る(5)食べ過ぎ・飲みすぎに注意する(6)運動不足にならないように注意するなどがあるよ。