伊藤ハム株式会社は、6月中旬より「まごころの伝承。」をテーマに、平成23年度の中元ギフトを販売します。3月に発生した東日本大震災は日本経済に多大な影響を与え、今年の中元は被災地の方々をはじめ消費感覚は非常に厳しいものがあります。当社は創業以来培ってきたハム造りの技を「まごころの伝承。」というメッセージにし、大切な方へ心温まる贈り物としてお届けします。 ○販売目標 販売セット数 前年比 １００％以上 ○商品政策 １．「伝承シリーズ」の最高峰ギフト「伝承」を新発売 経済見通しの不透明さが増幅する中、お客様の価値観はますます多様化し、消費の場面によって“使い分け”するという二極化が進んでいます。この度発売する「伝承」はおいしさ、こだわりを追及した価値志向に対応したギフトセットです。原料肉は指定農場で育てられた国産豚肉を使用し、創業時より培われてきたハム造りを継承してできあがった「伝承シリーズ」のなかの最高峰ギフトです。想定売価5千円～1万円の高価格帯のブロックタイプと使い勝手の良いバラエティタイプを取り揃えています。 ２．「伝承献呈」、「伝承の響」のブランドロイヤルティーのさらなる強化 主軸ブランド「伝承献呈」、「伝承の響」は2010年お中元、お歳暮を通して幅広い層のお客様にご支持をいただきました。大切な方への贈り物として、お客様の安心・信頼にお応えするためにさらなるブランドロイヤルティーの強化を目指します。「伝承献呈」は、ＪＡＳ特級規格の商品を増やし品揃えを充実させました。また高品位の証「特選」がお客様に伝わりやすくなるようラベルデザインを一新しました。「伝承の響」（百貨店チャネル）は、代表的なロースハム、ボンレスハムをはじめローストビーフ、生ハムなどラインアップを多彩にしました。バラエティ豊かな詰め合わせにすることにより多様化するニーズにお応えします。 ３．こだわりギフト「神戸の響」スライスパックを充実 創業の地である神戸を冠した「神戸の響」は、2010年お歳暮では110％と大きく伸びました。長年受け継がれた当社独自の技とさらに国産豚肉を使用することにより、“おいしさ”を求める本物志向のお客様の支持を得ることができました。今中元は、夏場に需要の伸びるスライスパックギフトの品揃えを充実することにより「神戸の響」のおいしさを堪能していただきます。また、当社指定農場で飼育された、豊かなうま味ときめ細かい肉質の「鹿児島黒豚」を原料に使用した「黒の匠」、「鹿児島県産黒豚」もお届けします。 ４．多彩な食卓ニーズに対応しローストビーフギフトのラインアップ強化 独自の真空調理製法で造り上げてきたローストビーフは、長年にわたりご支持をいただいてきました。「和」の巨匠道場六三郎氏監修のローストビーフや「神戸味倶楽部」などおいしさを追求した「特定加熱食肉製品」を主軸に展開します。また、ご家庭での飲食が増える傾向の中で、田崎真也氏監修の「オードブルセレクション」を強化します。ローストビーフのほかに生サラミやテリーヌなどを品揃えすることにより、手軽にホームパーティを愉しんでいただける自家消費向きのギフトとして展開します。 ○広告・販促 １．新たなイメージキャラクターとして俳優の「阿部寛」さんを起用します。 阿部さんは「アルトバイエルン」の広告にも出演中で、今後はさらに伊藤ハムの顔としてＴＶＣＭや店頭販促物に登場します。ＴＶＣＭでは、初夏のさわやかな雰囲気の中、今中元ギフトのメインテーマである「まごころの伝承。」を、阿部さんの演技を通じて表現しています。また、従来よりも商品カットを長く、大きく露出することで、「伝承」ブランドを強く訴求しています。このＴＶＣＭは、６月下旬より順次ＴＶスポット放映を実施。主要エリア（東名阪）では、期間中ＧＲＰ約900％を投下します。また、東京・名古屋・大阪・福岡エリアにおいては交通広告も大々的に展開します。 ２．店頭販促ツール 夏らしくさわやかな青空とひまわりを背景に、阿部さんが醸しだす本格的で、高級なイメージを通じて伊藤ハムギフトの“高品質”を表現しています。