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2001/07/06
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伊藤ハム「環境報告書2001」発刊のお知らせ

 


伊藤ハム「環境報告書2001」発刊のお知らせ
 伊藤ハム株式会社(社長:伊藤研一、本社:兵庫県西宮市)は、2000年度のグループの環境活動をまとめた「2001年 環境報告書」を発刊しました。環境マネジメントシステムの認証状況、省エネルギーへの取組み、廃棄物の削減、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出削減など、1年間の取組みをリポートしました。

当社は1999年2月に地球環境の保全と自然との調和・共生に配慮した事業活動を展開することを宣言し、「環境基本方針」の中で環境基本理念と環境行動指針を明記し、地球環境問題への取組みを明確にしてきました。また、2001年6月に策定した中期経営計画の中でも「地球環境の保全と社会との共生」を持続的に実践することを宣言しています。

【2000年度のハイライト】
(1) 環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001について、東京工場及び豊橋工場とオーストラリアのロックデールビーフ社、ニュージーランドのファイブスタービーフ社の海外法人が新たに認証取得し、計5サイトになりました。
(2) 省エネルギーの取組みとして、超効率トランスや高効率照明器具の採用と小型ボイラーへの転換を進め、エネルギー削減を図りました。その結果、電力では生産原単位で前年比3.8%、ガスなどの燃料は4.8%をそれぞれ削減しました。
(3) 廃棄物の削減については各工場に廃棄物計量システムを導入し削減を進めています。また廃棄物の再資源化については、リサイクル率が80.8%となり前年より2ポイント向上しました。なお2003年度迄に全工場でのゼロエミッションを目指しています。
(4) 二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量は、95、836トン/CO2で前年比2.3%の排出削減をしました。温室効果ガスについては、2003年度までに99年度比8%の削減目標を掲げています。

業界初の2000年度版の報告書は、環境パフォーマンスとしてエネルギーの使用量、二酸化炭素の排出量、廃棄物の発生量と再資源化率、廃水の水質浄化度や大気排出ガスの自主基準値等の目標達成状況について、子会社を含めた全工場の実績を掲載しています。

今年度の取組み計画として工場部門では、ハム・ソーセージの全生産工場でISO14001の認証取得を計画しています。また物流部門では環境にやさしい「天然ガス車」を11台増車し、30台にします。なお環境報告書の内容はホームページ上でも情報開示しています。