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2005/01/24
ニュージーランドで初めて特定JASを取得しました

ますます充実する「安全・安心」への取り組み
ニュージーランドで初めて特定JASを取得しました

 伊藤ハム株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:伊藤正視)の関連会社であるファイブスタービーフ社(所在地:ニュージーランド アッシュバーン)は、12月28日に、農林水産大臣に登録認定機関として登録された「アイシーエス日本」より、ニュージーランドで初めて特定JASの認証を取得しました。

 ファイブスタービーフ社は1990年12月に当社の直営として設立され、ニュージーランドで唯一の大規模フィードロットにおいて肉牛を生産しています。また、先駆的な牛肉の安全に配慮したフィードロットとして、ニュージーランド政府が唯一認定している「Safety Beef」プログラムを実践しており、食品の安全性を守るチェックポイントが素牛及び飼料農家から牛肉の出荷までの各工程に既に組み込まれています。さらに、昨年10月から工場内にトレーサビリティ専用ライン※を設置し、全出荷分をトレーサビリティビーフとして出荷することも始めています。
(※トレーサビリティ専用ライン:カット肉ごとに個体識別番号を貼り付け、そのカット肉からトレースバックできる生産ライン)

 特定JAS牛の出荷頭数は、当初は年間2,200頭と出荷頭数の約13%ですが、その後は市場の需要にあわせ増やし、3年後には年間約8,800頭と全出荷頭数の約50%の出荷を目指しています。

 今回の特定JASの認証取得により、ニュージーランドと日本の両国においてファイブスタービーフ社の持つ優れた「安全」が認められたことなります。なお、特定JASの情報については、伊藤ハムのホームページ上の「安全・安心システム」(http://www.itoham.jp/farm/anzen/index.html)において公開します。

 伊藤ハムでは、オーストラリアのグループ会社であるロックデールビーフ社においても、特定JASの認証取得を今春にも取得すべく準備を進めており、オセアニア地区での伊藤ハム直営牧場の「安全・安心」は一層充実することとなります。

(本件に関するお問合せ先)
ミートディビジョン
マーケティングデパートメント
大西、丸岡
TEL 03-5723-6218
FAX 03-5723-2128