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2005/02/01
チーズ輸出量世界NO.1のフォンテラグループと 独占販売契約を締結しました

「自然を食べよう」がテーマ
チーズ輸出量世界NO.1のフォンテラグループと
独占販売契約を締結しました

 伊藤ハム株式会社(本社;兵庫県西宮市 社長;伊藤正視)は、1月31日に、ニュージーランドの乳業グローバル企業であるフォンテラグループのニュージーランドミルク社(以下NZM社)とコンシュマーチーズに関して独占販売契約を結び、同社の業務用製品と共に日本市場に提供いたします。
 フォンテラ(Fonterra)は酪農産業の統合により2001年10月に設立された、ニュージーランド国内の酪農家12,144戸を株主とするグループ企業であり、ニュージーランド国内の約95%の生乳を処理する巨大組織です。世界140カ国以上に乳製品を販売し、乳加工量では約140億リッターと世界第2位※の乳業会社であり、世界のチーズ輸出シェアでは25%を占めて、輸出チーズ世界NO.1です。
 フォンテラグループには、加工原料部門のフォンテライングリディエント社と、小売・外食部門のNZM社があります。伊藤ハムは、NZM社の中核企業で小売・業務用のチーズを製造するメインランド社より、乳製品等を「メインランド」ブランドシリーズとして輸入・販売いたします。
 メインランド社のチーズの原料となるミルクは、「地球の箱舟」と称される自然の恵みが豊穣な国ニュージーランドの大地で、遺伝子組み替え、農薬などを使用しない自然の牧草だけで育まれた健康な乳牛から搾乳します。そこから作られるチーズは、天然素材を生かした安心・安全な原料と、伝統的な技術製法と高度な品質管理が生む芳醇でコクのある逸品として、世界中から愛され信頼されています。
 今回の契約で伊藤ハムが販売するのは、ナチュラルタイプのチーズです。これまでの日本では、加熱加工されたプロセスチーズが主流となっていましたが、昨今のワインブームやチーズを使った食品人気などから、ナチュラルチーズを食べる食習慣がより身近なものとなってきています。日本におけるチーズの総消費量は、2003年度は255,889トンとなり、前年比2.6%増と、3年ぶりに前年を上回る結果となりましたが、内訳を見ると、「ナチュラルチーズ消費量」は136,486トンで前年比4.4%増、「プロセスチーズ消費量」は119,403トンで前年比0.6%増となっており、ナチュラルチーズの増加が全体消費量の増加を牽引したことを示しています。伊藤ハムが「自然を食べよう」をテーマにこのたび販売を開始するメインランド社のナチュラルチーズが、日本のチーズ文化に新たな色添えを加えると確信しています。
 伊藤ハムで販売しているチーズ等の乳製品は、現在フランス・ベル社製品を中心に年間45億円の売上があります。今回のフォンテラグループとの独占販売契約締結と営業力の強化と新商品投入などの方策により、年間100億円の売上を目指します。

※世界1位はアメリカ・DFA(出典;デイリーインダストリーニュースレター)

(本件に関するお問合せ先)
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マーケティングデパートメント
田中、西藤
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