お知らせ一覧

　
　伊藤ハムデイリー株式会社（社長：山田信一、本社：宮城県栗原市高清水）は、小樽工場において、４月１２日に、環境マネジメントシステムの国際規格であるＩＳＯ１４００１の認証を取得しました。食品の衛生管理であるＨＡＣＣＰの認証に続く取得となります。伊藤ハムデイリー株式会社は「食品の安全」「品質の向上」に加え、「環境問題への対応」を経営のパラダイムとして、環境理念・方針・目標を定めた環境基本方針を制定し、全社的に環境管理活動を展開しています。

　小樽工場（工場長：高梨正敏、住所：北海道小樽市銭函）は、平成７年１０月より操業し、伊藤ハムグループにおける北海道地区のハム・ソーセージの生産拠点となっています。小樽工場では、環境問題への取り組みは企業の社会的責任と認識し、環境負荷の低減に努めており、緑と水の自然環境豊かな地域社会との共生を目指し、「地球にやさしく、環境に配慮する工場」をスローガンに、工場長以下全従業員が環境マネジメントシステムを構築し、目標達成に向けて積極的に環境活動を展開してきました。

　環境活動のテーマとして、「エネルギーの削減」「用水の削減」「廃棄物の削減」を目標に掲げ、活動に取り組んできました。その中でも特に「廃棄物の削減」については受発注の精度の向上及び歩留り管理を徹底した結果、動植物性残渣（ざんさ）の排出量が２００４年度比で１８％削減することが出来ました。
　今後は、省エネタイプ機器の導入等の施策を積極的に進め、「エネルギーの削減」により一層取り組んでいきます。

　伊藤ハム株式会社（社長：伊藤正視、本社：兵庫県西宮市）では、６つの生産工場がＩＳＯ１４００１を取得しています。伊藤ハムデイリー株式会社では、２００４年５月に東北工場が認証取得しています。
　伊藤ハム株式会社は、今後もＩＳＯ１４００１の認証取得に取り組んでいきます。