市場調査の結果、商品を一新することになり、原料肉に牛肉も加えた「ポーク&ビーフバイエルン」を発売。ジューシーさに牛肉の風味がプラスされ、おいしさがいっそうアップしました。
まさに、創業以来の熟成技術の集大成といえる商品。「パキッとジューシー、香りジューシー」のキャッチフレーズどおりのおいしさです。お馴染みとなった「バイエルン」に、ドイツ語で“伝統の”“昔ながらの”という意味を持つ「アルト」を付けて、この名前になりました。
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モニター調査を改めて分析した結果、生活者がウインナーソーセージに求めているのは「肉本来の旨み」だと実感。目指したのは、これを引き出すことでした。そして、旨みはしっかり感じつつも「もう一本食べたくなる」ここちよい後味を目指しました。
ジューシーな肉の旨みと心地よい後味の両立は難しい課題でした。考えた末に行き着いたのは、創業以来の「熟成」技術。この「熟成」の技術により、理想とする味が実現しました。
食塩などの塩せき材を加えて混ぜ、低温でじっくりねかす工程が「熟成」。工業化、機器の発展により熟成時間が短くてもおいしいものが作れるようになりましたが、この商品では“72時間”熟成することにしました。これだけ時間をかけた商品を一定の品質で大量生産するのは容易ではなく試行錯誤を繰り返しました。
熟成時間は長ければ良いわけではなく、温度や湿度などの要素が複雑に影響し合います。この商品の熟成は研究を重ねたベストな時間。特定JAS規格が定義付ける熟成ソーセージの熟成期間「72時間以上」もクリアしています。特定JAS規格は、原材料にも定義があります。この商品は、色々な面でJASお墨付きのウインナーソーセージになりました。
商品そのものの味をもう一度見直し、評価されていた部分を更に磨き上げました。キャッチフレーズは“食べれば答えはそこに。”スーパーや百貨店といった店頭やTVCMだけではなく、生活者の方に様々な場面でメッセージをお伝えするという、過去最大級の複合型プロモーションを展開しました。
The GRAND アルトバイエルンシリーズが、おかげさまで”熟成ウインナー市場”において購買金額シェアNo.1※を獲得しました。
日頃からご愛顧頂き、大変感謝しております。
今後もお客様のご期待に沿えるよう品質向上に努めてまいります。
※15年7月〜16年6月金額集計(全国) 熟成ウインナー市場伊藤ハム調べ((株)マクロミルQPRデータより)The GRANDアルトバイエルン127gは環境負荷を軽減し、地球環境保全に貢献するため巾着形態商品を環境配慮型へリニューアルしました。
包材上部をカットし、コンパクトな形態へ変更することでプラスチック使用量は約30%の削減※が見込まれます。
※現行品と比較した計算値

