
発売開始は1998年。
開発初期段階、私たちは何度もおこなったモニター調査からウインナーに求められているには『肉本来の旨み』と考え、「おいしさとは何か」「旨みを引き出す原料や製法は何か」ということを念頭に検討を重ねました。
『肉本来の旨み』を引き出すために、こだわったのはその製法です。

当社が創業以来培ってきた「熟成」の技術を用い、温度や湿度といった旨みに影響を及ぼす要因を調整、試行錯誤を重ねることで『肉本来の旨み』を最も引き出せる「熟成」方法に辿り着くことができたのです。その「熟成」方法には72時間の時間が必要でした。
より短時間で製造可能ではありますが、私たちは『肉本来の旨み』を最も引き出すため、おいしさの実現のためには必要不可欠な時間と考えています。

発売から10年以上経った2010年春にアルトバイエルンは更なるおいしさを追求しリニューアルされました。発売当時からの強みである『肉本来の旨み』は継続して重視しつつ、より現代のお客様に合った改良を検討しました。モニター調査結果から、求められている「肉の旨さ=インパクトのある肉粒感・印象的な肉の旨み」を実現。
伝承72時間熟成を基盤とし、大人が満足するウインナーに進化を遂げました。

発売15年を機にブランドとして確固たる存在になる事を目指し、より高みを目指す事になりました。
糖や香辛料、塩の見直しを行う事で、元々あった『肉本来の旨み』はそのままに、食べている間だけでなく、後味や余韻までおいしさが続くようになりました。
これにより”パキっ、じゅわっ”といった食べ始めの味わい(先味)だけでなくその心地よい食べ終わりで、ついもう1本!となっているウインナーに発展を遂げました。