伊藤ハム株式会社は、8月8日に兵庫労働局より、次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主」の認定を受けました。これにより、当社は“次世代認定マーク(くるみん)”を使用することが可能となります。 平成17年4月1日に、次の世代を担う子供たちが健やかに生まれ育つ環境をつくることを目的に、「次世代育成支援対策推進法(10年間の時限立法)」が制定され、国や地方公共団体とともに、一般の事業主も仕事と子育ての両立を図るために必要な雇用環境の整備について、行動計画を策定・実施することになりました。 そこで当社は平成17年4月1日より、全ての従業員が能力を発揮できるような職場環境の整備と、育児休暇等諸制度の充実を図るなど、2年間毎に次世代育成支援行動計画を策定・実施しています。 このたび第三次次世代育成支援行動計画の目標を達成し、兵庫労働局より「基準適合一般事業主」の認定を受けました。 なお、平成23年4月1日からは、第四次次世代育成支援行動計画を策定し、推進しています。 ※2007年にも 基準適合一般事業主として認定されています。(第一次次世代育成支援行動) ○伊藤ハム株式会社 第三次次世代育成支援行動 【実施期間】 平成21年4月1日~平成23年3月31日までの2年間 【取組内容と結果】 ①育児休暇の分割取得を可能にするなど、育児休暇制度を法基準以上に充実させ、より利用しやすい制度としました。その結果、期間内の育児休暇の取得状況が次の水準となりました。 男性従業員:育児休暇4名取得 女性従業員:育児休暇取得率100% ②法の基準を上回る子供のための家族ケア休暇の導入、取得日数の限度を子の人数に関係なく、5日から10日に増加するなど、育児支援制度を拡充し仕事と家庭の両立を推進しました。 ③労働時間の削減と共に、ワークライフバランスを推進するため、ノー残業デーの導入・実施や36協定の管理強化などの施策を推進した結果、従業員の平均年間所定外労働時間を約40%削減しました。 【認定マーク】 広告や商品など、厚生労働省令で定めるものに表示することができます。 ○次世代認定マーク(くるみん)