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2002/12/27
対米輸出食肉処理施設の認定取得

 


伊藤ハムグループ サンキョーミート 牛肉処理施設
対米輸出食肉処理施設の認定取得

 
 サンキョーミート株式会社(社長:村田定治、本社:鹿児島県有明町)有明ミート第二工場(牛ミート事業部門)は、12月26日に厚生労働省より「対米輸出食肉を取り扱うと畜場及び食肉処理場」の認定を受けました。これにより米国向けに牛肉を輸出する資格を有すると、ともに、国内向けには世界一厳しいと言われるUSDA(米国農務省)HACCPシステムの衛生基準で生産された牛肉の供給が可能となりました。なお、食肉の対米輸出認定施設では国内で4番目となります。

  当社は、1985年4月からマニュアルに基づくプロセス管理を確立して、実施してきました。1998年4月から有明ミート第二工場は、プロセス管理にUSDAのHACCPシステムを導入し、ハード面のインフラ整備では、構造・材質基準等の適合の為に施設・設備の改造・改善を重ね、ソフト面では、作業マニュアル、施設・設備の管理マニュアルに基づく教育・訓練の充実に取り組んできました。途中、口蹄疫、BSEの発生があり、業界が厳しい状況にありましたが、その後も継続時に改善を図りながら、対米輸出認定取得に向けて全従業員が一丸となって活動を展開してきました。

 当社は、伊藤ハムグループの一員として1981年に設立され、「純粋鹿児島黒豚」生産農場のファーム事業と、牛・豚のと畜・カット処理を行うミート事業を展開しています。また、本社、有明ミート第一・第二工場、霧島ミート工場が、品質管理のマネジメントシステムISO9001及び、環境管理のマネジメントシステムISO14001の認証を、ファーム事業部第一農場がISO14001の認証を既に取得しています。
生産から加工・販売まで一貫した管理システムが確立され、鮮度が高く、高品質で安全・安心な製品を安定して提供しています。