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2003/06/19
精肉売場の「バックヤードソリューション」

 


パートさんだけで運営できる精肉売場を目指した
精肉売場の「バックヤードソリューション」

 
 伊藤ハム株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:伊藤正視)は、量販店などの精肉部門向けに「伊藤ハム バックヤードソリューション」を6月より各お得意様に提案しています。このビジネスモデルの特徴は、第1に、精肉部門におけるローコストオペレーションの提案です。第2にお客様に安心して買っていただくための正確な表示の提案、第3は粗利益管理が簡単に出来るソフトの提案です。

 ローコストオペレーションの柱となるのは、少量で使いやすい規格の「使いきりミニセット」です。パートさんだけでも運営できる精肉売場を目指すため、従来熟練者が必要だった商品化作業をパートさんで作業できるように、事前に小さく分割して、前処理した「使いきりミニセット」を提案しています。このミニセットはパートさんでも持ち運びが容易なだけでなく、作業場でのロスの防止や、ごみの削減にも貢献します。パートさん教育のお手伝いとして、肉の整形から商品化までの作業をわかりやすく説明した3-D作業マニュアルと、研修センターでの実習コースを準備しています。

 お客様に安心してお買い求めいただくためには、正確な店頭表示が不可欠と言えます。そこで、伊藤ハムでは、今国会で成立し、6月11日に公布された、「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(通称:牛肉トレサビ法)」にいち早く対応しました。この法律で、従来の産地表示だけでなく、10桁の個体識別番号などのより正確な店頭表示が義務付けられます。これは、国産牛肉のトレーサビリティーを義務付ける法律として、食肉業界のみならず、広く流通業界にも大きく影響するものと考えられます。伊藤ハムでは、こうした動きに対応し、表示作業を簡素化できる「使いきりミニセット」を提案しました。

 また3番目として、従来煩雑だったセット仕入の際の粗利を簡単に計算できるソフトも提案しています。これを使用して、販売のシミュレーションができるため、事前に販売計画を立てることが可能となります。また、トレサビ法で義務付けられている仕入販売の履歴の3年間保存にも対応しています。

【名  称】 伊藤ハム バックヤードソリューション
【実施時期】 平成15年6月より
【対象部門】 量販店の精肉部門
【導入目標】 100企業1500店舗

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