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2004/08/05
サンキョーミート(株)が 特定JAS規格認証取得をしました

サンキョーミート(株)が
特定JAS規格認証取得をしました

 サンキョーミート株式会社(社長:佐藤新吉、本社:鹿児島県曽於郡有明町)は、8月2日に生産情報公表牛肉の特定JAS規格における「認定生産工程管理者」及び「認定小分け業者」の認証を取得しました。生産情報公表牛肉の特定JAS規格(以下特定JAS規格)は、昨年10月31日に規格が告示され、認証取得に向け準備を進めておりましたが、このほど、農林水産大臣に登録認定機関として登録された「アイシーエス日本」より、認証を取得しました。

 サンキョーミート株式会社は、伊藤ハムグループの一員として1981年に設立され、「純粋鹿児島黒豚」生産農場のファーム事業と、牛・豚のと畜・カット処理を行うミート事業を展開し、全国に食肉を供給しています。生産から加工・販売まで一貫した管理システムが確立され、鮮度が高く、高品質な製品を安定して供給しています。今回の認証取得により、8月上旬より特定JAS規格をクリアし、与えた飼料の情報や治療履歴を公表した、「都城和牛」の供給を開始します。なお、生産情報は、伊藤ハムのホームページ「安全・安心システム」(http://www.itoham.jp/farm/anzen/kokusan/index.html)で公開します。

 特定JAS規格の「認定生産工程管理者」の認証取得に際しては、サンキョーミート株式会社の主要仕入先である「都城農業協同組合」及び「全国畜産農業協同組合連合会 南九州事業所」と一体的申請を行い、認証されたものです。
 また、サンキョーミート株式会社の有明ミート工場は、特定JAS規格の「認定小分け業者」を取得することで、JAS格付けされた牛肉をカット処理し、JASマークを付して出荷することができます。有明ミート工場は、「ISO9001」、「ISO14001」及び「対米輸出食肉処理施設の認証」も取得しており、牛の飼料管理・投薬履歴の厳重な管理と公開を求めた特定JAS規格の認証取得と合わせて、より安全・安心で品質の高い食肉を提供していきます。

 なお、特定JASの格付けを行った牛肉については、DNAサンプルを保管し、お客様のご要望に応じて最終商品との一致検査が行える体制を整えると共に、自主検査としてDNAサンプルを用いたモニタリングを行い、特定JAS牛肉の正確な流通を確保します。

 サンキョーミート株式会社は、先日告示された「生産情報公表豚肉」の特定JAS規格についても、同社で生産している鹿児島黒豚に対して、ICタグを内蔵した耳標を子豚に装着し、個体ごとの管理が行えるかなどの試験を実施し、認証取得の取り組みをすすめています。

(本件に関してのお問い合わせ先)
ミートディビジョン 国内食肉ユニット
国内食肉企画室 尼崎、久保田
TEL 03-5723-6208
FAX 03-5723-2128