現代は「ストレス社会」と言われています。ストレスが蓄積すると、脳・心臓疾患や生活習慣病の引き金になるから、日頃からストレスをためないようにすることが大切だよ。

ストレスを受けると体内では色々な応答反応が起きて、特定の栄養素が多量に消費されるから、それを補う食事が大変重要なんだよ。

ストレスケアに必要な栄養素は、まず「たんぱく質」「ビタミンC」だよ。ストレスを受けると副腎の働きが活発になり、たん白質とビタミンCが多量に消費されるから補充することが大切だよ。次に、「カルシウム」だね。ストレスによる中枢神経の興奮をおさえて、精神を安定させてくれるんだよ。

あとは「ビタミンＢ1」だね。神経伝達物質の合成や糖代謝に関与して、ストレスにより多量に消費されるから、不足するとイライラや嗜好能力の低下、疲労物質である乳酸がたまって肩こりなどが起こるんだよ。最後に「βーカロチン」。これは、ストレスによって増加し、生活習慣病や老化を促進する活性酸素を除去して、体の抵抗力を高めるんだよ。βーカロチンを多く含む緑黄色野菜の摂取を心がけてね。