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更新:2016/02/01

【季節の健康と食に関する情報】
年をとったら「肉を控えたほうがいい?」
アサノフレミ

最近、日本では超高齢化が進み、加齢に伴う「ロコモティブ症候群」が注視されていますよね。

※ロコモティブシンドロームとは筋肉や骨の衰えが原因で日常動作が困難となり、思わぬ骨折をひきおこすなど将来寝たきりや要介護となる、またはそのリスクが高い状態のこと言います。

ハム係長

そうだね。その中にはエネルギーやタンパク質の摂取不足による低アルブミン血症の人にも見受けられ、筋肉が減ってしまうサルコペニア症の原因の一つとして考えられているんだよ。
タンパク質の不足は高齢者の生活の質を低下させることから、タンパク質を摂ることの大切さを理解してもらうことが急務となっているんだよ。

アサノフレミ

え!? タンパク質って重要なんですね。知らなかった〜。

ハム係長

タンパク質は筋肉を始めとする体の主要な部位を構成する重要な栄養素なんだよ。私たちの体には1万種類以上のタンパク質がありますが、これらのタンパク質は健康維持のために毎日、少しずつ新しいものに作り変えられているんだ。その原料となるのが、食べ物から摂取するタンパク質なんだよ。食べ物から摂るタンパク質が不足すると、体の中で新しいタンパク質が作られず、病気にかかりやすくなってしまうんだよ。

アサノフレミ

毎日の食事で摂るべきタンパク質の量は成人では年齢に関係なく同じですもんね。(※妊婦 中・末期、授乳婦を除く) 高齢になって食が細くなっても、若いときと同じ量のタンパク質を摂らないと健康維持ができないんですね。

ハム係長

そうだね。だから良質なタンパク質をたくさん含むお肉を、毎日適量食べることが大切であると言われるようになってきたんだね。

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