お肉百科

更新:2016/03/14

【季節の健康と食に関する情報】
お肉とビタミンの関係【2】
アサノフレミ

前回はビタミンの種類を教えてもらいましたね。今回は、それぞれのビタミンの役割を教えてください。

ハム係長

水溶性ビタミンの「ビタミンB群」はエネルギー代謝にかかわる働きをするんだよ。また、「ビタミンC」は身体の組織細胞・歯ぐき・血管・骨や歯などの成長と傷の修復に大切な役割があります。

ハム係長

脂溶性ビタミンの「ビタミンA」は夜盲症や視力低下を防ぎ、目の障害の治療を助けます。「ビタミンD」は肝臓や腎臓で少しずつ変化し、体内でホルモンとして作用します。不足すると病や骨粗しょう症など骨の病気になってしまうんだよ。また「ビタミンE」は副腎、肝臓、脂肪組織、心筋や筋肉など多くの組織に蓄えられて細胞の老化を防ぎます。また、「ビタミンK」は血液凝固にかかわるんだよ。

アサノフレミ

調理方法として、熱や水などに弱い「水溶性ビタミン」に対し逆に強い「脂溶性ビタミン」の特長を知って調理しましょうね。「ビタミンB1」が豊富な胚芽米は研ぎすぎるとビタミンB1が流出してしまうので、研ぎすぎないでくださいね。

ハム係長

よく知っているね、フレミさん。「ビタミンC」が多く含まれているほうれん草やブロッコリーは、ゆでるとビタミンCが1/3になってしまうけど、ゆでたほうが沢山の量を食べることができるよね。にんじん、かぼちゃにはビタミンAになるβ‐カロチンが多く含まれていて、これを吸収するには油脂が必要なんだよ。

アサノフレミ

そうそう!だからバターでソテーするのがお薦めですよ♪

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